Windows上でzipファイルを解凍するときの、「ファイル名文字化け」への対処
本記事について
自分用メモです。
僕は論文ファイルを保存するとき、ファイル名を論文の概要にする習慣があります(この記事に感銘を受けました)。
たまった論文をフォルダごと移動させようと思って、ZIPにした後で解凍したところ、ことごとく日本語のファイル名が文字化けしました。どうやらWindowsだとこういうことが起きやすいみたいですね(理由)。
楽な解決方法が見つかったので、記録しておきます。
前提
(最近の)Windows10ではデフォルトで用意されている、Windows Subsystem for Linux(WSL)の機能を用いるなどして、Windowsマシン上でUbuntuを動かせる環境にあることを前提とします。この環境構築方法については、以下の記事が参考になります。
Ubuntu上でzipファイルの解凍
あとはもうこっちのもんです。
Ubuntu上でunarコマンドを実行すれば、解凍時に、文字コードを自動検出して良きに計らってくれると。
まずはunarをインストールして、次にunarコマンドで解凍するだけ。
sudo apt-get install unar
unar ファイル名.zip
補足
WSLとWindows間でファイルをやり取りする場合は、この方法で。
一番楽なのは、解凍対象のzipファイルを
\\wsl$\Ubuntu-(バージョン)\home\(ユーザー名)\
のディレクトリに入れた後で、上記のunarコマンドを実行することかな。